コリーの子犬ラフコリー専門エアウーマン犬舎で生まれた子犬たちの御紹介

エアウーマン犬舎のサイトのURL http://airwoman.if.tv/

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教える人間が変わっただけで・・・ 11:52

ジャスミンの娘の1歳半になるルナちゃんは、あるトレーナーの
出張レッスンを何度か受けていたのですが、御家族のうち、
長身ながら女性で非力なルナのママさんは、その男性トレーナーの
指導法では上手くリードが使えず、犬の行動に対する理解もできず、
レッスンの後は気持ちが落ち込むばかりでした。

私が、この人ならば絶対に大丈夫と信頼している、セラピードッグ育成&
レスキュー犬矯正(リハビリ)訓練をしている友人がルナちゃんと同じく
神奈川県に住んでいるので、頼み込んで、ルナとルナのママさんを
見てもらいました。

その報告が上がってきたのですが、たった1日、女3人の楽しい雑談を
交えての数時間のレッスンで、見事な進歩を遂げました。
ルナちゃんとルナのママさんの笑顔の写真をたくさん送ってもらい、
レッスンがどんなに楽しいものだったのかがよく分かりました。
Sさん、Aさん、無理を聞いて頂き、ありがとうございました。

教える人間の犬への理解度(生態、心理)、訓練に対する考え方、
(御褒美だけに頼らず、でも服従訓練にも頼らず、犬の脳生理学、
心理学をたっぷり習得)、人に教える際の会話能力(ボキャブラリー、
教えられる人間に対する心情理解)、犬に対する謙虚な姿勢(訓練が
上手くゆかないのを犬のせいにしない、犬を見捨てない)が、いかに
大きく影響するのか
ということが、ありありと分かる報告画像でした。


(1)レッスン開始時のママさんとの歩行

レッスン3−1

ルナは、カラー(リード:リーシュの首輪部分)に体重をかけて
つんのめるように前かがみに歩き、ママさんは制御に力を必要と
していました。ルナも楽しくないのか、この画像は少し上がり気味
ですが、これ以外の画像では尾は下げっぱなしでした。
カラー&リードは、前のトレーナーの指示によるハーフチョーク
カラーとフレキシブルリードを使っていたので、別の物(うちが
お薦めしているストレッチカラー&リード:パラシュート用の布を
三つ編みにしたタイプ)を購入して頂くことにしました。
http://www.bidders.co.jp/user/6075287/110/


(2)ママさんと走る

レッスン3−2

ルナは、ママさんが走り出すと、足元にじゃれついて、前に
進むのが困難だったそうですが、友人のSさんが2分そこそこ
教えた後、オーナーさんに交替するとこんな風になりました。
また、訓練士のAさんには上手にルナを遊びに誘い、意欲を
持たせる方法を教えて頂いたそうです。


(3)生まれて初めての自転車運動

レッスン3−3

そして、レッスンが終わる頃には、なんと生まれて初めての
チャリンコ運動まで、できるようになったのだそうです。
ママさんもルナちゃんも楽しそうに笑いながら走っていました。
モザイク付きでしか御紹介できないのが残念ですが、ルナの首の
位置や尾の位置で、お分かり頂けると思います。


メインブログにも書きましたが、教える人間のせいで、御愛犬も
あなたもダメ犬、ダメ飼主だと思い込まされている場合もあります。
スプリンガーの激怒症のような、先天的に病的気質を持った犬や
動物や人間を襲うように幼い頃から教え込まれた闘犬タイプの犬
ででもない限りは、進歩の可能性は十分にあります。

多くの訓練士やトレーナーが行うような方法、仰向け姿勢の強制、
マズルの締めあげ、スパイク首輪、電気ショック首輪も必要では
ありません。必要なのは盲導犬やセラピー犬や介助犬の訓練で
行う、強制訓練を排除した辛抱強い、“慣らし、理解させ、待つ”
訓練方法です。(叱らない方法ではありません、毅然とした態度で
しかるべき行いは叱りますが、上記の強制訓練の方法を用いない
ということです)


介助犬や盲導犬を訓練する訓練士さんやトレーナーさんは
PD:警察犬協会やトレーナー学校出身者などの強制的訓練を
身に付けた人達を嫌います。私たち、訓練の素人は、どちらも
同じ訓練士なのかと思ってしまいますが、訓練に対する考え方や
犬の教え方は、仏教とイスラム教くらいに異なるみたいです。

一般のお宅で、どちらの訓練方法を身につけるのが望ましく
犬にとっても幸せなのかは、ルナの進歩が物語っていると思います。


余談ですが、国産介助犬第1号が暫定で認定を受けたのが
1995年、この時代の介助犬は、英国で学んだ盲導犬訓練士が
渡米して短期研修を受け、訓練した犬はパピーウォーキングの
1年を終えた遺伝的に盲導犬に適したほどの頭脳と気質を持つ
犬だったそうです。その犬を方向転換させて、1年〜1年半もの
月日をかけて訓練したのだそうです。

つまり介助犬の育成は、普通は、何年もの修行の後、盲導犬の
訓練ができるほどのレベルに達した訓練士が渡米し、数ヶ月から
1年も学んで、素質的に優秀な犬を使って初めて可能なことです。


最近、犬の飼育経験が無くても入学できるようなトレーナー学校が
増えていて、介助犬のコースがあるとパンフレットに書いているのが
ありますが、それは嘘っぱちだと思った方が良いです。
1年かそこそこ学んだくらいで身につくような訓練技術ではないです。


コリー専門 エアウーマン犬舎  http://airwoman.if.tv/




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